ロサ・パルティが開店するまで


大学卒業後、就職活動もせず、私はひたすら人形を作る生活を送っていました。
週三日くらいアルバイトをし、週一回人形教室に通い、家でも粘土を捏ね、削り、磨く日々。
一体の人形を完成させるまで、数ヶ月かかります。
作ったお人形はギャラリーでの展示に出展し、販売していました。

それから教室を辞め、別の教室の講師をしたりもしましたが、人形は生活の中心であり続けました。
今思うと、それを許してくれる環境があってこそだったと思います。

人形作家や画家は、展示に向けて作品を作りますが、売れなかった作品は手元に残ります。
運が良かったり環境に恵まれていると、ギャラリーに常設してもらえたりもしますが、ほんの一部です。
作家としてのこだわりから、旧作を一切表に出さない方すらいます。

才能あるアーティストは沢山いて、膨大な時間とエネルギーを費やし、作品を作り出しています。
彼らの多くは生活の為ではなく、そうしなければならないという衝動に突き動かされて作品を生み出しているのです。

日本には残念ながら、アートを身近に置いて楽しむという習慣はまだまだ広まっていません。
一方作家もののアクセサリや小物などはハンドメイドブームに乗り、気軽に購入されるようになってきました。

私はやがて環境が変わり、ほぼフルタイムで働かなくてはならなくなり、演劇活動を始め・・・。
人形を作る為のまとまった時間が取れなくなっていきました。
でも作ることはやめられず、人形制作よりも前からやっていた、自作の小さな人形の顔を使ったアクセサリや小物作りは続けていました。

アクセサリ作りは、パーツ選びが重要です。
たくさんの素材の中から、一番しっくりくる組み合わせを探します。
手元に在庫がないと、いちいち買いに走らなければなりません。
かといって少量だけですむパーツを大量に何種類も揃えておくのは、現実的ではありません。

私がアーティストやアートの愛好家の集まるサロンとして機能させたいと、《哲学者の薔薇園》というカフェをはじめたのは2017年。
月に数回の営業ながら、場所を転々とし、細々と続けております。

その場所のひとつを提供して下さった株式会社シャルーンの小松さんは、lT企業を経営しているのですが、ひょんなことから布地の取扱いをはじめることになり、私もお手伝いさせて頂くことになりました。

せっかくなので布地だけでなく、ハンドメイド作家さんが手に取りやすいような小ロットでバラエティに富んだ手芸資材や、作家ものの作品、ゆくゆくはアート作品も取り扱いできるようになれたら、と計画を練っております。

お客様が素敵な作品を生み出したり、魅力的な生活空間を作り出したりするお手伝いができることを、心より願っております。

Rosa Parti店長 由良 瓏砂

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店長紹介

由良瓏砂

私自身、人形・アクセサリー製作をしておりますので、仕入れや商品のご提案、作家さんの立場に立った運営を行っていけたらと思っております。 皆様の生活に、潤いと美を取り入れるお手伝いができれば嬉しいです。 お困りのことなどございましたら、ご遠慮なくご相談下さいませ。

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私自身、人形・アクセサリー製作をしておりますので、仕入れや商品のご提案、作家さんの立場に立った運営を行っていけたらと思っております。 皆様の生活に、潤いと美を取り入れるお手伝いができれば嬉しいです。 お困りのことなどございましたら、ご遠慮なくご相談下さいませ。