【雑貨】澁谷瑠璃「青水晶扇子」

アート扇子 青水晶
ギリシャ神話 セイレーンモチーフ
一点物

日本橋の老舗扇子屋 伊場仙製
職人さんの手仕事により、丈夫な作りで、しっかりと扇ぐことができます。

梅雨や夏以外にも、和装の際の小物や和のお稽古時にも。

厚手の和紙に澁谷瑠璃の油絵作品をプリントし、表面には手作業にてラメをあしらいました。
金文字でサイン入り。

裏面の金色は、アクリル絵の具にてハンドメイド着彩になります。
リバーシブルにて楽しめる一品になっております。

上部にサインのないものは、裏面が青と金の二色。
上部にサイン入りのものは、裏面が金色一色のデザインとなっております。
いずれかお選び頂けます。

側面部分にはフェイクパール×ラインストーンのパーツ付き。

浴衣、着物はもちろん、洋装にもマッチいたします。

ブルー×黒を基調としているため、男女問わずユニセックスでお使いいただけます。

無料ラッピングにてお届けいたします。



こちらの扇子にまつわるショートストーリー

「セイレーン three Sirenes」

海に浮かんだ小島に住み、美しい歌声で船乗り達を惑わし、船を難破させるギリシャ神話の怪物、セイレーン。

ある日のこと、英雄オデュッセウスが乗った船がセイレーンの住む海を渡ることとなった。

オデュッセウスはセイレーンの魔力についてあらかじめ知っていたので、船員達の耳に詰め物を入れていた。

自分はというと、その美しい声を聞きたくて、耳栓をせず体を帆柱に縛り付けておいたのみ。

いざセイレーンの歌声が聞こえてくると、思わず近づいて海に飛び込みたくなる。

けれど、船に縛られていたおかげで身動きが取れず、一命を取り留めることができたのだ。

セイレーンはというと、自分の歌声を聞いても生き残った人間が現れた時には、死ぬ運命にあった。

海に身を投げたのち、岩礁になった。

セイレーンの姿は、最初は上半身が女性、下半身が鳥の半人半鳥であった。

しかし中世以降になると、下半身が魚の半人半魚の姿で描かれることが多くなった。

古代においては海岸の陸地を目印に航海していたが、中世は文明の発達により、
より遠くの沖合へと船を漕ぐことができるようになった。

その為セイレーンのイメージが海岸の岩場の鳥から、大海の魚へと変化したのではないかと言われている。

鳥から魚へ、そして最後は石に。


耳を澄ませてみれば、セイレーンの歌声が聞こえてくるかもしれない。

もうそろそろ、耳を塞いでいた手をはずしても、大丈夫かもしれない。



私は、どのセイレーンの姿に一番近いだろう。

海の底で生まれた気がする。
というのも、海底で誕生した自分の姿を、度々夢で見ていたからである。
海が深すぎて、そこからどうやって地上に這い上がって来たのかの記憶はない。
息苦しさはないが、そこでは何とも言い難い気持ちに包まれていた。

一方絵のテーマでは、片方の翼を持った生き物を描くことも多い。
それは既にあった左右の翼の片方を失くしてしまった姿なのか、
それとも元々片翼で、どこかにあるもう一方の翼を探し求めているのか。
どちらとも取れるかもしれないが、今の私に近いのは後者の姿かもしれない。

また鉱物を眺めること、触れること、蒐めることも好きである。
磨き切った宝石も良いが、原石にも心惹かれる。
各々が最大限の魅力を存分に放出しており、鉱物界は本当に平和な世界だと思う。

魚が泳ぐ海も、鳥が羽ばたく空も、そして鉱物たちも、どれも一つとして外せない。

だから、どの姿のセイレーンにも魅力を感じる。

鳥は無限の大空へ、魚は深い海へと旅立つ。

人間の私は、空を飛べる翼も、海を泳ぐヒレも持ち合わせていない。
ただ、憧れるばかり。

鳥や魚に比べたら、鉱物たちと同じくらい不自由で身動きが取れない。

だから、想像して絵を描くのだ。

青い世界をもっともっと旅したいのだ。

それは肉体的にも、精神的にも、どちらでも構わない。

この扇子で扇いだ風は、
きっと 何処かへ旅に出たいと願う人の、
一歩を踏み出す追い風になるような気がします。


澁谷瑠璃オフィシャルサイト
https://bijingaka.com/

澁谷瑠璃Instagram
https://www.instagram.com/rury_shibuya
販売価格 8,250円(税750円)
サイズ

カテゴリーから探す

グループから探す

コンテンツ

モバイルショップ

店長紹介

由良瓏砂

私自身、人形・アクセサリー製作をしておりますので、仕入れや商品のご提案、作家さんの立場に立った運営を行っていけたらと思っております。 皆様の生活に、潤いと美を取り入れるお手伝いができれば嬉しいです。 お困りのことなどございましたら、ご遠慮なくご相談下さいませ。

店長紹介

由良瓏砂

私自身、人形・アクセサリー製作をしておりますので、仕入れや商品のご提案、作家さんの立場に立った運営を行っていけたらと思っております。 皆様の生活に、潤いと美を取り入れるお手伝いができれば嬉しいです。 お困りのことなどございましたら、ご遠慮なくご相談下さいませ。